アップロードサイズについて

ところでこれを読んでいる方の中に、

「高画質な動画をアップロードすれば、サイト上でも高画質な動画が再生される。」

そう思っている方はいませんか？

残念ですが、それは間違いです。

大抵の動画サイトはエンコードというシステムを導入しており、高画質でアップロードされようが圧縮されてからサイト上に公開されています。

動画投稿後に、「メディア処理中…」や「動画処理中…」などのステータスを見たことがある人は、「圧縮されている時間を待っていた」という事になります。

Q.どのくらい圧縮されているのか？

プラットフォームで再生できるサイズは予め決まっており、Youtubeなどは4K画質にも対応しているため、高画質でアップロードするほうがより高画質で再生が可能です。

しかし、アダルトサイトだとフルHD対応と記載されていても、アップロードに対応しているだけで、再生時点ではSD（480P）画質くらいまで圧縮するサイトが多いようです。

モバイル版であれば、さらに低画質になっている可能性もあります。

例えば、4K/30fpsで撮影した30分の高画質動画(約5GB）を時間をかけて書き出し、投稿しても、480P（250MB程度）ほどの画質まで圧縮されている事になります。

Q.では、なぜ圧縮するのか？

それは、サイトを重くしないためです。動画をWebで配信する場合、元の動画データをそのままWeb上で配信しようとするとデータ通信量が多すぎて、動画をまともに視聴することができません。

そのため、予めシステムで圧縮して容量を軽くしています。

Q.なぜエンコードするサイトが多いのか？

利便性向上のためです。最近は、簡単に高画質大容量の動画が撮影できます。その撮影した動画をそのままサイト上に載せる事ができるようにするために、載せるときは高画質でも載せることができ、そのあとに圧縮されるというパターンが取られています。

Q.なぜLibidoxはアップロード容量1GBまでなのか？

それはエンコードを導入していないためです。非圧縮の場合、スムーズに動画を視聴するためには1GB程度の容量がギリギリになります。

既に他サイトでコンテンツ配信をしている方の中には、お気づきの方も多いかもしれませんが、

・大容量の動画をアップロードするのにはかなりの時間がかかります。

・そして時間がかかるため、途中でエラーになる可能性も高くなります。

・アップロードした動画も処理時間が長い場合があります。

・せっかく高画質で投稿していても、圧縮されて配信されるため、視聴者が見ている動画の画質は劣化します。

・配信後に何らかの理由で削除されてしまうと、またアップロードに時間が取られてしまいます。

これでは、悪循環です。

SNSのように撮った動画をそのままスグに投稿したい場合、エンコード機能は必須です。

ですが、アダルト動画のように必ずモザイク編集等を経て投稿される場合、どうせ圧縮で画質が下がるのであれば、わざわざ高画質で書き出す意味がありません。

それなら「低容量で書き出したものを非圧縮で投稿できるサイトほうが投稿が楽になるのでは？」と考えました。

そこでLibidoxはあえてエンコード機能を導入せず、その代わりに1GBの制限を設けることを決定しました。これにより、

・アップロード時間が短縮されます。

・通信エラーも起こりにくくなります。

・圧縮しないため、「思ってたより画質が悪くなってしまった」という事態になりません。

・再アップロードをする際も時間がかかりません。

という、無駄の無い好循環が生まれます。

ただし、既に編集が完了している動画が1GBを越えている場合は、1GB以内にしなければなりません。

編集が完了している方は、お手数ですがこちらをご参考ください。

これから動画を編集する方は、

編集が完了して、書き出しをする際に480P程度の画質を選択してください。

この画質でも、他サイトの圧縮後画質と同等もしくは高画質になる可能性が高いです。

※2時間程度の動画までであれば1GBに収まると思います。